ワンちゃんにとって、水は血液や体液の成分になり、体の約60%~70%を占めています。 また、吸収された栄養素を体内で運搬や体温調整などの役割があります。 水分は15%~20%分を失うと命に関わる危険性もあるといわれており、 尿や便、そして唾液などによって失われていくので、水はとても需要になります。
<ドッグフードに含まれる水分量>
ドッグフードは、大きく種類にわけると、 ドライフード、セミドライフード、ウェットフードの3種類に分かれます。 ドライフードの水分含有量は10%前後であり、ほとんど水分は含まれておりません。 セミドライフードは25%~35%程度で、ドライに比べると水は含まれております。 そしてウエットフードは、75%前後で1番水分は含まれております。
ただし、各それぞれには一長一短があります。
例えば、水分量が少ないドライフードは高栄養価で利便性にも優れており、 一般的に使われている方も多いと思います。開封後は空気に触れますので、 酸化防止剤などの保存料が含まれている事が多いです。
セミドライフードは、ドライフードよりも酸化防止剤等の添加物が、 多く使われている物が多く賞味期限も短めの物が多いです。
ウェットフードなど、レトルトや缶詰は開封するまでの保存状態が、 密封状態にあるので、素材を生かす事も出来、嗜好性も非常に良いです。 また、水分量は多いのですが、逆に栄養素が低い物が多く、 低カロリータイプの物が多い傾向があります。