愛犬の皮膚と被毛の健康維持にはオリーブオイル。｜ぺろっと元気ごはん【公式サイト】博多ドッグス

ぺろっと元気ごはんはなぜ数ある植物油の中でオリーブオイルを選んだのでしょうか。使う材料にこだわっているからこそ、ぺろっと元気ごはんにオリーブオイルなのかを ご紹介させて頂きます。

なぜオリーブオイルなのか？

最近、オリーブオイルは普通に使っているご家庭は多いのではないでしょうか？地中海地方で数千年にわたり食用に使われてきたオリーブの実からとれる油です。植物性油のほとんどが種子から作られるというのを考えると、なかなか面白い食材でもあります。オリーブオイルはオレイン酸という成分が多く植物油の中でも酸化しにくいと言われています。さらに、ビタミンＥ、ポリフェノールも含まれているので安定性があります。栄養価から見ると魅力的なアマニ油・エゴマ油などはあっという間に酸化してしまうのでドッグフードには不向き。

オリーブオイルはその他のも植物油に比べて安定性は高い方だと思われます。栄養の面、ドッグフードを作り流通させる点を考えると酸化しにくいオリーブオイルが一番いいのではないかという思いからぺろっと元気ごはんにはオリーブオイルを使用しています。

低温圧搾のオリーブオイルを使わなかった理由

オリーブオイルは安定性の高い植物油なのですが、オイルを絞る時に低温なのか高温なのかの2種類があります。低温圧搾（もしくはコールドプレス）は絞る際に60℃以上にならないようにしてあるので、ものすごく手間がかかり高価なのです（250ｍｌで1500円程度）。本当はぺろっと元気ごはんにコールドプレスのオリーブオイルが使いたかったのですがか断念しました。作る際にそれに必要な量を安定的に確保する事が難しいというのと高価な事この２つが大きな要因です。この記事を読まれたらスーパーの植物油コーナーへぜひ行ってみて下さい。低温圧搾の植物油を見つけるのが難しいはずです。デパートの食品売り場、オーガニック食品店などでは見かけますがそれもそんなに種類と量が揃っているわけではありません。人の口に入るのですらごくごく稀な低温圧搾はあきらめざるをえなかったのです。

実はぺろっと元気ごはん、原材料費がものすごく高いです。ドッグフードそのものの良さも当然自信がありますが原材料費の高さは他ではありえないとドッグフードを作って貰っている工場の方も驚くほどなんです。ぺろっと元気ごはんをご覧になられた時に「少し高い」と思われませんでしたか？原材料費（ここがポイント原価ではありません。ドッグフードの材料のみにかかっている費用）からすると本当の売値は倍、倍はないとやっていけないレベルです。それにプラス低温圧搾のオリーブオイルを使おうものならたぶん1キロ1万円で売らないといけない状態でした。「自分たちのこういうのが欲しい」という気持ちを詰めて作ろうとしているドッグフードが1キロ1万円は現実的ではないと考え、使い続けるのが正直困難であると、悩んだ結果、安定性の高いオリーブオイルを使うという所で決着しました。

犬の被毛にもオススメ

目の周り、口元に白髪がでてきたらうちの子も歳とってきたなと感じる事になるのではないのでしょうか。白髪の原因の一つに活性酸素があります。活性酸素を押さえてくれるビタミンEとビタミンCがオリーブオイルの中に含まれているので白髪になりにくくなるそうです。実際、イタリアンレストランの愛犬の黒のラブラドールは仔犬の頃から食事の度にオリーブオイルをあげていましたが白髪が本当に少なかったです。

オレイン酸が豊富

オリーブオイル以外の食用油はリノール酸が主成分ですが、オリーブオイルはオレイン酸が７０％ほどと言われ主成分が全く違います。オレイン酸は不飽和脂肪酸という成分の一つなのですが、体内の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあるとされています。イメージでいうと体の中の血液が流れやすくなるという事。動脈硬化や心疾患の予防も期待できます。

オリーブオイルの緑色の秘密

オリーブオイルは緑がかった色をしていますよね？あれはクロロフィルという成分によるものです。ぺろっと元気ごはんに入っているスピルリナにも含まれるこの色素は犬用の歯磨きガムで緑色をしたものにも使われているのを見かけた事はありませんか？あれ実はクロフィルを使って着色している物が多いのです。クロロフィルには消臭・殺菌効果がある事が知られているため口臭を薄くしたり、歯茎の殺菌効果を狙っている物ではないかと思われます。ぺろっと元気ごはんにはオリーブオイルよりクロロフィルの含有量が高いスピルリナも使っていますので時々「ぺろっと元気ごはんを食べて口の匂いや体臭が薄くなった気がする」という飼い主さんがいらっしゃるのはオリーブオイルとスピルリナの中に含まれるクロロフィルが上手く体の中で働いてくれたからかもしれません。

歴史の古いオリーブ

オリーブオイルを多用する地中海料理は日本の誇る和食と同じように食に関する無形文化遺産に登録されています。その時に注目されたのがオリーブオイルです。「飲む黄金」という別名もあるそうで、古くから愛され使われ続けているのは上記でご紹介したオリーブオイルに含まれる栄養素が関係していると思いませんか？